8月にアイルランドの西部にあるエニスという町で開催されるアイルランド音楽界最高峰のコンクール「フラーキョール(Fleadh Cheoil na hÉireann)」へと出場することが決まりました。
フラーキョールはアイルランド音楽界の「オリンピック」とでもいうべき、アイランド音楽の世界最高峰の音楽祭で、期間中様々なコンサートやワークショップが催されます。
なかでもメインとなるイベントが楽器別のコンクールで、このコンクールで優勝することはアイルランド音楽の世界では最高の栄誉とされています。
コンクールに出場するためには、資格を持った審査員の審査のもと各地域で開催される予選大会を経ないと出場できません。
アイルランドでは、県予選、地区予選と2つの予選大会を経て、それぞれの大会で2位以内に入らないとフラーの本戦には出場できません。
現地で放映されたフラー出場を目指す家族のドキュメンタリー番組です。
これを見るとフラーのことがよく分かると思います。
先日東京でこの大会に出るための日本予選が開催され、楽器別の日本代表が選ばれました。
アイルランドを代表するフィドル奏者オシーン・マクディアマダが日本予選の審査委員長を務めました。
コンクール終了後の審査委員長講評と結果発表の模様。
私はフィドルの他計4部門にエントリーし、4部門ともすべて8月の本戦大会に進めることになりました。
私の評価シート(評価シートは審査員の講評や演奏得点が書かれている評価表で、コンクール出場者全員に渡されます)